皆さん、こんばんは。すっかり暖かくなりましたね。というか、今日は暑いくらいでしたね。
さて、前回予告していましたブログのテーマ「宴会場からの風景」ですが、申し訳ありません、諸事情により延期させて頂きます。
今日は金曜日。週に一度のお花の生け変えの日です。
洲本にあるお花屋さん「エフ・クオーレ」さんが来て下さって、その時その時の旬のお花を生けて下さっています。
作業開始。
完成。
今回、7種類のお花が生けられています。
①夏ハゼ
なつはぜ 3 【夏▼櫨】
ツツジ科の落葉低木。高さ1、2メートル。山中に自生し、庭木にもされる。 葉は楕円形。初夏、枝先に淡赤褐色で鐘形の小花を総状に下垂する。液果は 黒褐色に熟し、酸っぱいが食べられる。
②シャクヤク
【芍薬】
[学名:Paeonia]
ボタン科の多年草。日本には、古く中国から薬用として渡来した。その後園芸化され、江戸時代には熊本地方で発達したヒゴシャクヤクなど多くの改良種が作出され、花壇・切り花用として観賞されるようになった。これら日本で改良された品種をニホンシャクヤクとよぶが、原種はシベリア、中国、モンゴルなどに分布するPaeonia albiflora Pall. (P. lactiflora Pall.)である。ヨーロッパには中国から導入され、フランス、イギリスなどで品種改良が行われたが、これらはヨウシュシャクヤクP. lactiflora var. sinensis Stend.とよばれる。このほかヨーロッパにはオランダシャクヤクP. officinalis L.と称する原種があり、これの改良種で、草丈の低い早生(わせ)の種類もある。これらの原種をもとに、最近はボタンなども含め、幅広い種間交雑がなされ、多数の園芸種が作出されている。ほかに原種のヤマシャクヤクやイトバシャクヤクなどが趣味的に栽培されている。
根は太い塊根状、葉は2、3回複葉で小葉は卵形、全縁で先端がとがる。茎は直立し、草丈0.6~1メートルとなり、分岐して2~5花をつける。花はボタンに続き5月上旬から下旬に開く。花色は白、桃、赤、黄色などがある。洋種はおもに八重咲きで、芳香のあるものが多い。日本種には花心がいろいろと変化した独特なものがあり、一重咲き、八重咲き、金ずい、おきな咲き、冠咲き、手まり咲きなどの花形がある。葉は花期後充実し、夏から秋まで残り、養分を根に蓄えて枯れるが、この間に来年の花芽が分化する。分化した花芽や葉芽は秋から春にかけて充実し、4月上旬ころから伸び始める。
③トルコキキョウ
■概要
名前の由来(トルコキキョウとキキョウは他人です)
正確な名前の由来は不明です。キキョウとは何の関係もなく、またトルコ原産というわけでもありません。実はリンドウの仲間で、原産地は北アメリカです。それが何故トルコキキョウという名前が付いたかというと、つぼみの形が イスラム教の協会「モスク」に似ているからという説と、トルコ人が頭に巻いているターバンに似ているからだという説の2つがあります。いずれにしても 渡来した頃、キキョウに似た紫色の花色から、その名が付いたようです。
『トルコキキョウは日本で改良された花』
トルコキキョウの品種は、現在約200品種あるといわれますが、その品種改良は、世界的に見ても日本の独占市場です。最近は、アメリカやヨーロッパでも切花や鉢物として生産されていますが、そのほとんどが日本で育種された品種です。 トルコキキョウの種は、ごくごく小さい粉末状で、生育まで60日から100日くらいかかります。大変手間のかかる育種だからこそ、努力家の多い日本人の独壇場になったのかもしれません。これからも品種改良の発展が期待されます。
トルコキキョウは、一本が枝分かれして、たくさん花がついているのが特徴です。 白、ピンク、青紫などの花色で、一重咲き、八重咲き、半八重咲きと、たくさんの品種があります。 八重咲きはフリルが美しくゴージャスで、一重の花はシンプルで可憐な表情を見せてくれます。また、トルコキキョウは一番花から二番花、三番花と、徐々に花色が薄れていく特徴をもっており、花もちもよく、時間の経過とともに花の変化を楽しむことができます。
④グロリオサ
グロリオサは熱帯アジア及びアフリカ原産のユリ科グロリオサ属の植物の総称。(APG植物分類体系ではイヌサフラン科グロリオサ属に分類される。)球茎を持つ落葉性の多年生植物。乾季のないモンスーン気候に適している。
別名、ユリグルマ、キツネユリ。
日本では高知県などで観賞用の球根の商業栽培が行われている。
<特徴>
グロリオサは、葉先が巻きひげになり、他の植物に巻きひげをからみつけることで、高さ3メートルにも達することがある。花の色は鮮やかな赤またはオレンジである。花びらは、はっきりと反っている。
⑤オクラレウカ
<特徴>
オクラレウカというのはチョウダイアイリスの切り葉の名前で、花と葉は別の名前で流通されています。
マットでグレイッシュな感じの素材感で、多少撓めがききますが、いじりすぎると痛んでしまいます。
⑥ナルコユリ
山地の林下に生える多年草です。葉のわきから出る花柄は枝分れし,その先に緑白色の長さ 2 センチくらいの筒状の花を 3 ~ 5 個つけます。この様を鳴子に見立てた名前です。
アマドコロがよく似ていて見分けがつきにくいのですが,一番の違いは茎の断面が丸いのがナルコユリ,角張っている(稜がある)のがアマドコロです。
⑦スモークグラス
<植物分類> イネ科パニカム属
<原産地> 北アメリカ
<花色> 緑
<出回り時期> 6~10月
<水揚げ> 水切り
<形・特徴> 高さ約1m。茎の先端と各節に、ほうき状に広がる細い花穂を着ける。葉はやや幅広い帯状
<扱い方> 茎は中空でやや折れやすい。ドライフラワーにすることもできる。
<メモ> キビと同属の植物で、全体の姿がキビに似ている。牧草の中から選抜されたものといわれている。
(文明の利器・パソコンのインターネットより、上記転載致しました。)
今回もまた、多数のお客様が記念撮影されることと思います。
では、今日から1週間、この花々と共に皆様をお出迎えさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
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