蜜柑 もぎしあとの葉 勝の深みどり

 皆様、こんにちは。
 秋晴れの爽やかな日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
 今回のブログですが、タイトルに、俳人・高浜虚子の俳句を引用させて頂きました。
 なぜなら、当館から車で約15分のところにある、「平岡農園」さんのみかん狩りが、本日9月19日(土)から始まる・・・・との事。
 早速、昨日一足お先に情報収集の為、伺って参りました。
 
 090918_1154~0002.jpg
 時期的なものか、まだまだ緑色のものばかりでしたが、「極早生(ごくわせ)」と呼ばれる品種ばかりの一画は、見事に黄色く色づいていました。
 090918_1137~0001.jpg
 
 平岡さんのお話では・・・・・・
 
 今年は、表年(おもてどし)と言って、全体的に出来が良い・・・・との事。
 梅雨時に雨が少なかったので心配していたのですが、その後に雨がよく降り、また、梅雨明け後に晴れが続いた為、日照時間が確保出来、糖度が増した・・・・との事。
090918_1136~0001.jpg
 また、もう1つの品種「早生(わせ)」は、約2~3週間後が狩り頃・・・・との事。
 
 
 総数で約5,000本の樹があるのですが、その中で、狩り頃の樹については、平岡さんが目印の布をつけてくれているので、「どの樹のみかんを狩れば良いのか」一目で分かり、迷わなくてすみますね。
 
 それと、みかんの色の見分け方ですが、
 緑色→→→黄緑色→→→黄色
   一部ではなく、全体的に黄緑色になれば、食べ頃を迎える・・・・との事。(勿論、「酸味が強いほうがいい」という方にとっては、この限りではありませんが)
 090918_1152~0002.jpg
090918_1154~0001.jpg
090918_1154~0003.jpg
 
 園内バリアフリーになっており、車椅子の方用のトイレもあり、雨避けの小屋もあり、と至れり尽くせりなので、老若男女どんな方にも楽しんで頂けると思います。
  
 是非、皆様、淡路島にお越しの際は、平岡農園さんをご利用頂き、透き通るような青空の中、おいしい空気・かぐわしいみかんの香りを楽しんでみて下さい。
 
 
 ※ちなみに、併設されている、中国書画の専門画廊「東流画廊」もおススメです。(入館料無料、百数十点展示中)
  展示されている書画全て高貴であり、見応えあるものばかり。
  また、平岡さんの熱のこもった話しぶり。
  中国書画に対する造詣の深さ、情熱の深さに圧倒され、気がつけば、2時間近く、お話を拝聴していました。眼からウロコが何枚も落ちました。
  
 
 一粒で三度おいしい。味覚の秋も芸術の秋も学問の秋も楽しめる、平岡農園さん。
 行かない手はありません。
 
 
 
 平岡農園
 洲本市宇山451
 0799-22-2729
 「入園料」(税込) 大人800円 小人600円 4才5才400円
         20名以上1割引き
 「期間」 9月19日(土)~12月6日(日)
    期間中無休
    畑で食べ放題!!
 「開園時間」 午前9時~午後5時
 「面積」 約10,000坪
 「本数」 約5,000本
 「ホームページURL」  http://www1.sumoto.gr.jp/hiraoka1/ 
 【フロント 土井】